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+ <span style="margin-left: 1em">みなさんは教育現場で話題とする「プログラミング教育」をご存知でしょうか。文部科学省が示す「学習指導要領」で2020年度から「プログラミング教育」を必修としたことで、学校現場ではその対応に苦慮していると聞きます。「プログラミング教育」とは、単にパソコンでプログラミングの作成を教えるということではありません。子どもたちが意図した一連の動きを実現するために試行錯誤しながら論理的に考える「プログラミング的思考」を身に付けさせることを目的としているとのことです。とても解りにくい表現で、これを実際に教える先生も大変だろうと心配もします。さて、「学習指導要領」はその時々の時代を反映している訳で、かつては知識を一方的に教える「詰め込み型教育」と揶揄され、その後は指導内容を減らした「ゆとり教育」、学力低下が叫ばれて「脱ゆとり教育」、少し前は「主権者教育」「道徳教育」等、様々なキーワードを耳にしてきましたが、共通することは子どもたちの成長に資するために策定されていることです。現在当町では「北方学園構想」を進めておりますが、その進捗を視野に入れつつ、先んじてICT教育の整備に取組んでいきたいと考えているところです。</span></p>
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<span style="margin-left: 1em">合掌集落として有名な白川村ですが、以前より親交のある成原村長に招かれ、天下の奇祭と銘打つ「白川村どぶろく祭り」に行ってきました。当町とは、北方南小学校の宿泊学習のなかで、白川村の子どもたちと協力しながら手による田植えや餅つき体験をするなど以前から交流を続けています。また、現在当町で2023年4月の開校に向けて準備している義務教育学校の先駆けとして「白川郷学園」を開校していることから、幾度と学園視察にも訪れています。「どぶろく祭り」は、平瀬八幡神社を皮切りに白川村の5箇所の神社で開催日が異なり、会場では御神幸、獅子舞、歴史と民話にまつわる民謡や舞踊などの神事が繰り広げられます。唄は共通ですが、踊りは会場ごとで異なり、歴史と伝統ある白川郷ならではの趣があります。ことし造りこまれた「どぶろく」の奉納を終える午後3時頃には、氏子のみなさんが一斉に来客一人一人の杯に「どぶろく」を注いで回り境内が芳醇な香りに包まれます。村人と来客が一緒になって杯が酌み交わされ、長い歴史とともに育まれてきた民謡が披露されると「どぶろく祭り」は最高潮に達し夜更けまで境内は賑わいます。 伝統芸能を親が子へと継承されるつながり、村人同士や来客とのつながりを拝見し古くからつながりを大切にしてきたからこそ世界遺産にも登録された歴史に奥深さを感じる一日になりました。</span></p>
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