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+ 私は仕事がら数多くの名前に接しますが、最近の子供さんの名前には読み仮名を無視した当て字が多く、どう読んでいいのか見当もつかない名前によく遭遇します。「きらきらネーム」と言って、横文字の名前を当て字でつけたり、アニメのキャラクターの名前を用いたり、首をかしげたくなる名前が溢れています。たとえば(七音=ドレミ)や、(月姫=らめ)、(虹笑空=くれよん)などですが、極端な例では「厳惰夢」で「ガンダム」、「光宙」で「ぴかちゅう」には、さすがにびっくりしました。
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+ 先日、(王子様=おうじさま)という名前の高校生が「みじめで恥ずかしい思いをしてきたので(肇=はじめ)に改名したい」と家裁に申し立て、認められたことが話題になっていましたが、実際に自分の名前に違和感があり改名を望んでいる人は全国的に多くいるそうです。
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+ </p>
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+ <p style="text-indent: 1rem;" class="attention_in">
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+ 子供の名前は親が子供の将来への思いを込めて名付けるものです。いわば親から我が子への一番初めの「愛情表現」かもしれません。私も子供の命名の際には、さんざん悩んだ末に姓名判断の先生に相談した経緯があり、偉そうなことは言えませんが、子供にとって一生付き合っていく名前であるということを念頭において考えなくてはなりません。
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+ どの子もいずれは親から巣立ち、独立した人格を持つ一人の人間として生きていかなくてはなりません。この世に生まれたからには「いつまでもかわいい自分の子供」ではなく、「責任ある社会の一員」としてふさわしい名前を命名してあげることが本当の意味での親の愛情なのではないでしょうか。
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<h3 id="life">平成31年6月</h3>
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高齢ドライバーが起こす重大事故が急増し、免許返納や認知機能検査などの重要性が指摘されています。4月には東京池袋で87歳の男性が運転する乗用車が赤信号を無視して暴走し、31歳と3歳の母子の命を奪い8人が重軽傷を負うという痛ましい事故が起きました。車に不具合はなく、運転操作のミスが原因のようです。こうした高齢ドライバーによる悲惨な事故が後を絶ちません。かつては「交通戦争」と言われ、子どもや高齢者は交通弱者として大切に守られるべき存在でしたが、近年は死亡事故が激減しているなか高齢ドライバーによる事故は逆に右肩上がりに増えているという皮肉な状況になっています。
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